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もうすぐ3人目の出産を控えた全力育自日誌です。(現在ワーママ→退職予定)

第3子 念願のスピード出産レポート

先日、無事に第3子を出産した私。

それも、念願の最短記録の2時間半(病院到着〜出産まで)で。

恐らく、最後の出産になるので、

ここに記録として残しておこうと思います。

 

まず、出産日は予定日の7日前。

第1子は予定の5日前、第2子は8日前だったので、今回も早いはずと思っていました。

出産日の前日が健診で、そのときは子宮口は2センチ開いているかなと言われたものの、

なんとなくすぐに産まれる感じではないのかなぁーと思ってましたが、

内診でグリグリされてから、お腹の張りの痛みとは違う痛みが時々来るようになったな…と思ってはいました。

 

そして翌日。

お昼ごろから明らかに陣痛らしき痛みを感じる。

15時頃 陣痛が10分間隔まできたが、病院も近いしもうちょっと家で様子を見ることに。

間隔が開いたり、ちょっと縮まったりしながらも、ただ痛みの強さが増してきてる感じと、

おしり(肛門)が痛い感じが増してきたため、

19時 病院に行きました。(この時点で陣痛は7分間隔くらい)

 

19時すぎの内診で子宮口は2〜3センチ。

「うわ、今回も、絶対時間かかるパターン…」と絶望に襲われます。

モニターでも陣痛は7分とか10分間隔なので、

一旦放置されることに。

 

その間も容赦なく襲ってくる陣痛。しばらくして、間隔を測ってみると4分間隔。しかも、肛門がすごい痛い。

呼吸も荒くなり、You Tubeでみた陣痛の逃し方の姿勢(正座でかかとで肛門を抑える姿勢)を真似して、ひたすら耐えましたが、いきみたい気もしてきた。

 

ナースコールをして、助産師さんを呼びました。

これが20時半頃。病院到着してから、1時間半経過。

 

それからモニター着けられたのですが、ここからが本当に私の大嫌いな時間。

まず、モニターをしっかり図るために正座はやめましょうと言われて、ベッドに横たわりますが、この姿勢ってほんと拷問ですよね。

痛みを逃せられなくなって一気にパニくります。上を向いても横を向いても痛い。

助産師さんに毎回肛門を押さえてもらい、必死に耐えます。

 

赤ちゃんがおりてきているのか、便意なのかわからないけど、とにかく何かが出そうで「トイレいきたいです」というと、助産師さんと看護師さんが顔を見合わせて「トイレ行きたい感覚かもしれないけど、これ便じゃなくて赤ちゃんだからやめとこうね」と言われ、断念。

 

このとき子宮口は8、9センチ開いてるよと言われ、少し頑張る気力が出ました。

この1時間くらいで一気に子宮口が開いたんだ…とちょっとだけ嬉しくなりました。

You Tubeの陣痛を逃すあの姿勢は、確か横向き姿勢に比べて子宮口も開きやすくなると言っていたから、そのおかげなのかもと思いつつ、もう正座できない苦しみとの戦いに全力を尽くす。

ベッドの柵に捕まり、呼吸も必死にして、襲ってくる腰がかち割れるような痛みを耐えるこの時間がとにかくツライ。

 

私が取りたい姿勢は分娩にはどれも適さない姿勢。

 

子宮口がほぼ全開なのに破水もまだだから、やっぱりまだまだなのかなと思って嫌になる。

「やっぱりもう嫌です」「無理です」などの泣き言漏らしのはじまりはじまり。。

 

助産師さんたちも、「痛いねー」「上手よー」とか優しく声をかけてくれる。

おしりを押してくれるのもとても上手でだいぶ痛みが楽に感じられました。まさに聖母さま。

 

そして、ピークの陣痛が弱まった一瞬のタイミングで、助産師さんたちがバタバタと分娩の準備をしているのが分かり、もしかするともうちょっとなのかなと期待する自分。

ただ、こっちもすぐ次の陣痛が来るもんだから「あぁぁあぁぁーきたきたきたー-いたぁぁい!」と呼びつけまくります(笑)

 

陣痛のピークを迎えてから、何度か泣き言を言う→説得される→耐えるを繰り返すと、

子宮口はもう10センチ開いてるから頑張れと言われ、

「先生お願いします」と電話をかける声が聞こえて、ほんの少しだけ希望が湧きました。今までのお産より明らかに早い感じがする!とも思いましたが、やっぱりツライ。

 

そして、陣痛よりも赤ちゃんが挟まってる、降りてきてる痛みの方を強く感じるようになって、

「出そう!出そう!」と叫ぶと、

「出していいよ」と言われたもんだから、思いっきり踏ん張る。全身震えます。

でも、どうしても腰は浮くし、身体も上に上がってしまい、助産師さんに注意されます。へたくそな私。

 

とにかく腰を分娩台につけて、脚を開いて、自分のおヘソの方をみた方が赤ちゃん早く産まれるよと言われ、何とかその態勢に戻り、次の波で思いっきりいきむと、破水したのが分かりました。

 

破水するとあとちょっとだと更に希望が湧いてきました。

一人目は先生による破水、二人目は破水に時間がかかったので、今回の破水はすごい嬉しかった。

 

そしたら今度はいきみたい、出したいのに助産師さんが子宮口を押さえている痛みが本当に痛くて、「押さえたら痛い!」って訴えるものの、押さえていないと先生来る前に赤ちゃん出てきて危ないの」と言われ、

「じゃあ早く先生呼んでよぉぉぉ〜」と言いかけたけど我慢して、「もう出てきていいの〜出したい〜(泣)」と叫んでいると、

ようやく先生登場です。

 

もう待ってられるかーという気持ちで、波がきたタイミングでいきむと、「もっともっと!ちゃんと自分のおへそを見て!」と助産師さんに叱られ、

子宮口が張り裂けそうな感覚を感じながら、でもこのまま頑張れば本当に赤ちゃん出るのかも…?!と思って、さらに「このいきみで出てきてーー!」と休まずに念を込めながらいきむと、どぅどぅどぅどぅどぅろん!と赤ちゃん出てきました!

 

その瞬間は「やっと終わったー」という達成感とホッとした安堵感で感情が溢れ出て、うわぁぁあん!とこどもみたいに泣いてしまいました。これは一人目、二人目のときも同じでした。

 

元気よく泣く赤ちゃん。

あぁぁぁ。。。かわいい。

 

我が家に初めての女の子誕生です。

 

病院到着から2時間半という、いままで憧れていたスピード。

経産婦だからなのか、You Tubeのおかげなのか、たまたまだから分かりませんが、私がやったことをまとめるとこんな感じです。

・陣痛中はYou Tubeはんなりママさんの動画の真似

You Tube整体師さんの安産体操を産前1日2回ずつ実践

You Tube助産院ばぶばふひさこさんの動画で

・とにかく、分娩には終わりがある!赤ちゃんに会えるだ!という気持ちをもつ(途中、痛みでそれどころではなくなるけどね)

・息をできるだけ長く吐く(そうするとたくさん吸えた)

You Tubeにたくさんお世話になりました。あとは、赤ちゃんや自分の状態、色んな要素によって変わってくるのだと思いますが、

一人目二人目のときより、スピード出産に対してちゃんとイメージを持って、できることをしておいたことは良かったと思ってます。それで陣痛中に自分を納得させられるから。

 

全てが終わった今では、

無事に産まれてきてくれてありがとうという気持ちのみ。

これからは大事に育てていくことに全力を注ぎます。

 

余談ですが、

最後の出産のつもりなので、お願いして胎盤を見せてもらい、会陰の縫合などしてもらいましたが、3人目にして一番産後も痛い!

 

二人目のときは、後陣痛なども「いや、陣痛に比べたらなんてことないやん」と思っていたけど、今回は後陣痛も痛いし、何より子宮に残った血液を出されるのが本当に痛かった…。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!